2017年5月アーカイブ

ライバル開所

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4月和泉町に十愛療育会「たっちいずみの」が開所しました。細部までよくデザインされた明るく開放的な施設で周囲の環境にもよく調和しています。当法人の「のぞみ」をベースに検討をされたとも聞いています。重症心身障害児者に通所のサービスを提供する施設で立地が近いこともあって私どもの施設のぞみ、わかば、こまちと利用対象者が共通することになります。5月21日開所式では施設内に張り出されたご利用者の様子を伝える写真には、私たちの施設をご利用になっている方がたくさんいらっしゃるということで、当法人関係者には予想されてはいたことだそうです。一般的には同業他社が近隣で営業を開始するというのは経営にはマイナスであり、競争に負けないよう努力しなければなりません。ですがより広い観点で考えると、今横浜市全体で重度の心身障害の子どもたちを受け入れる施設は数えるほど、半数以上が泉区、瀬谷区に集まっています。ご利用者には環境を変えて施設を併用することが必要な方もいますし、受け入れる私たちも日々のスタッフの配置により他の施設と選択的に使っていただくことでサービスに万全を期すこともできます。サービスの向上のためライバルと競い合うことはよいことですが、希少なサービスの提供を支えあう仲間でもあります。
ここでそろばんをはじいてため息をついているのが事務局長の一面の姿ではありますが、将来に向けて重い障害のある人の健やかな生活を応援するためにすばらしいライバルの出現を歓迎し、ともにパイオニアとしてサービスの充実を図っていかなければと考えています。新米事務局長も少しずつ障害福祉の人になっています。

ノーリフトケア、がんばっています

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リバーサイド泉の広報紙「観覧車」89号でも紹介されていますが、昨年4月から日本ノーリフト協会代表理事保田淳子先生のご指導をいただきながらノーリフトケアの定着に向けて、施設環境調査、実技講習、腰痛調査などに取り組んできました。リバーサイド泉のホームページでも一部報告をしていますのでご覧ください。利用者さん、職員ともに必要性を実感できるケアの新機軸を導入し、ご利用者には安全と安心を、職員には働きやすい職場を実現しようとしています。
ノーリフトケアはオーストラリア看護連盟の提言から始まったと言われていて、持ち上げない看護、抱えあげない介護を推奨し、用具を有効に活用する技法で、よりよいケアの提供と職業病としての腰痛をなくしていくことを目指します。従来の介護者のがんばりに頼る介護では腰、腕、肩に大きな負担となり腰痛となりやすいことは皆経験しているところです。また相手を落としてはいけない、痛い思いをさせてはならないというプレッシャーは相当です。ご利用者も不安を感じ緊張してしまいます。ではなぜノーリフトケアが進まないのか。新参者の私には不思議に思えますが、設備、機械・器具には費用がかかりますし、何より入浴、おむつ替え、食事に急がなければならないのにそんな手間のかかることはしていられない。人の手ですばやく移乗、移動させなければという現場の実情からだと思います。これを変えていくためには職場の共通認識、介護技術の見直し、職員の意識改革が必要です。がんばらない介護のためにがんばります。これからの取り組みに注目ください。

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