事務局長のつぶやき

年末を迎えて

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◆今年もあとひと月を残すまでになりました。年初には思いもよらなかった感染症の流行が私たちの日常を変え、感染の拡大に歯止めがかからず不安な日々が続いています。ここまで法人内では職員皆さんの真摯な感染防止の取り組みにより、施設の休止やクラスターの発生もありませんでした。家族を含めての健康管理や慎重な行動の結果であり、皆さんの日々の努力に深く感謝します。
◆長い期間にわたって職場でも私生活でも緊張を強いられ、精神的にもきつくなってきていると思います。ワクチンの接種も近いと報じられていますが、安心できる日が何時になるかは見通せません。精神の不調を訴える人も増えています。EAP※を委託している医療法人の情報紙ではストレスコーピング(対処法)を持っておこうと。ひたすらだらだらする、走る、断捨離するなどの行動の例、イライラの元を一つひとつ整理する、なるようにしかならないと問題を受け入れるなどの考え方の工夫、が例示されています。
◆私の対処法のひとつは笑うこと。今月久しぶりに寄席に行ってきました。定員の半分の入場で笑い声は控えめですが、後で思い出し笑いをするような名演があり気分も変わります。鬼滅の刃の大ヒットもそういう人々の行動によるのかもしれません。
◆職員を見守る施設長たちの苦悩も少なくありません。朝のミーティングで職員の笑顔を確認して、まだ大丈夫とほっとしている様子を脇で見ながら、自分の顔つきが心配になりました。慌てて口角を上げてもマスクでみえないか。
※EAP:Employee Assistance Program 社員のこころの健康を支援するプログラム