リハビリテーション

訪問リハビリテーション

「訪問看護ステーションなごみ」との連携によるリハビリテーション

訪問リハビリテーションでは、訪問看護ステーションの看護師と連携を図りながら、利用者の身体機能又は生活の能力向上や悪化防止のため、筋緊張のコントロール・ポジショニング(姿勢の管理)、関節可動域練習(変形拘縮の予防)・呼吸リハビリ(肺の病気を防ぐ)を主に実施しています。また福祉用具や環境整備の提案・アドバイス、自宅でできるリハビリの指導・アドバイスも行っています。

通所事業におけるリハビリテーション

日常生活および日中活動内でできる身体を動かすケアや呼吸ケア・摂食リハビリテーション等、リハビリスタッフの専門性に応じ、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等がバランスよく関わり、ご利用者の身体機能の維持を図ります。また、心地よい介助が受けられるよう、リハビリスタッフ・看護師・支援員等が協働して取り組んでいきます。

リハビリテーションの内容

安全・安楽な姿勢

長時間、同一の体位を取ることで、次第に身体が固くなったり、変形により、肺や消化に悪影響を及ぼすおそれがあります。そのため、様々な姿勢をバランスよく取ることが大切です。主な姿勢としては、仰向け・横向き・うつ伏せ・座位などです。安全・安楽な姿勢をつくる方法をリハビリスタッフで検討し、取り組みます。

身体の柔軟体操

身体をほぐしたり、腕や脚の曲げ伸ばしをしないと身体は固く、変形し、衣服の着脱やトランス(移乗)もしづらくなります。身体全体を動かすことを毎日の生活の中で意識し、続けることで、日常生活の中での様々な動作をより楽に行うことができます。

呼吸リハビリ ~楽な呼吸ができるようにする~

胸郭の柔軟性を出すことで、楽な呼吸ができるようにするリハビリテーションになります。 肺に溜まりやすい痰をきちんと排出することで、呼吸状態は安定し、誤嚥性肺炎も予防できます。楽な呼吸を保つためには、「同じ姿勢を長く取らない」ことが重要です。横向きやうつ伏せ等、こまめに体位を変え、のど元に痰があがってくるようにすることが大切です。このような姿勢の管理や呼吸の介助、リラクゼーションを行います。

摂食支援 ~安全にお食事できるようにする~

「お口から食べることがご本人にとっても、介助者にとっても楽しい時間になるために」という視点で支援を行っております。お食事をする際の姿勢やご利用者の摂食・嚥下の機能、身体状況等に合わせ、総合的に評価し、安全なお食事ができるよう支援します。

各種設備

  • 個別でリハビリが行えるように訓練室があります
  • 使節調整のために様々なクッション等を使っています。
  • 主にリラックスを目的に、うつ伏せ姿勢なども行います。